土地合筆登記とは何か

土地合筆登記とは、隣接している数筆(いくつかの区画)の土地を、法的に一筆(一区画)に合体させるための登記手続きです。数筆に分かれた土地をひとまとめにして売却したい場合などに、この手続きを利用します。合筆がなされた場合、その土地の地番は、合筆した土地の地番の中で一番若い地番があてられます。たとえば、「123番地と124番地を合筆した場合、合筆後は123番地となる」「3番地1と3番地2を合筆した場合は、合筆後は3番地1となる」という形です。この場合124番地は閉鎖され、再使用されることは、まずありません。ちなみに、地番のつけ方は法的に定められているため「せっかく合筆するなら好きな地番を指定したい」といった要望があっても、応じてはもらえません。

合筆できない土地もある

土地合筆登記は、かなり制約が多い登記でもあります。「すぐ近くにあるものの、隣接しているわけではなく、少し離れている」「隣接しているが、宅地と雑種地など、地目が違う」「隣接しているが、1丁目の土地と2丁目の土地という形で、地番の区域が違う」「隣接しているが、それぞれの土地の所有者が違う」「隣接していて所有者も同じだが、複数の所有者が居て、持ち分の割合が土地ごとに違う」「隣接していて所有者も同じだが、所有権の登記をしている土地としていない土地がある」などといったケースは全て、土地合筆登記ができません。また、抵当権や質権など、所有権以外の権利登記がついている土地についても、合筆には大きな制限があります。「土地が隣接しており、所有権以外の権利登記の内容も全て同一」など、一定の条件をクリアすれば合筆可能なケースもありますが、条件自体が非常に厳しいこともあり「所有権以外の権利登記がある土地の合筆はきわめて難しい」というのが現実です。

土地合筆登記はハードルが高い

土地合筆登記は、先に挙げた「最低限の制限」だけでも、素人にとっては分かりにくく、判断が難しい部分もあります。さらに、法務局での登記記録や地積測量図、隣地関係などの調査なども必要であることを考えると、土地合筆登記は、素人にとってかなりハードルが高い不動産登記であると言えます。

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